スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2017の投稿を表示しています

誰? それは 誰? 冷たい 圧倒的な 夜 誰の夢を 誰の恋を そこに 爪痕が 残るような 涙が それは 誰の 誰が 2017.1.31 him&any ©️2017 him&any

&

あの人たちの言葉に 教えられた たくさんのこと 救急車のサイレン 子どものころ 羨望があった 単純に かっこいいと けれど あの人たちの その人の詩に 教えられた サイレンの先に 待っている人がいる 早く はやくと 不安に 心配に 思いながら その人の詩は 祈りだった 恋の裏や 男女の違いも あの2人に あの人の歌に 教えられた 恋の 悲しさや やさしさを 現実的な女性と 夢見がちな男性の 悲哀と そして さまざまな場面で 彼ら2人に 立ち上がる勇気を 夢を持つことを 掴めなくても 追いかける想いを 高く掲げる 拳の力強さを 2017.1.30 him&any ©️2017 him&any

踏みしめて

こんなところで もうおしまいだなんて 手が届かないなんて 悔しい  か この悔しさを 梯子にして 進むしかない まだ まだ 行けるはずだろう まだ まだ もっと先を もっと高いところを 夢みてきたはずだろう こんなところで 立ち止まるなんて こんなところで 行き止まるなんて 悔しい 悲しい この悔しさを 梯子にして この悲しさを 踏みしめて 踏みしめて 進め   進め 2017.1.29 him&any ©️2017 him&any

できることなら

できることなら そのそばで 出会うすべてに触れていたい かなうことなら そのそばで 輝く涙に手を添えていたい 向こうのビルの隣を ゆっくりと 夕日が つたい降りていく ゆっくりと 影がのびて 足元の小さな緑が 緑色を手放していく 風の温度が さがる ゆっくりと さがる あなたを 思い出す できることなら できることなら 2017.1.29 him&any ©️2017 him&any

笑顔

信じられないな 笑顔が 悲しいなんて そんなに そんなに 悲しい笑顔があるなんて 知らなかったよ 信じられないよ その笑顔は 自然じゃないなんて 気がつかなかったよ 振り絞った笑顔が そんなにも 自然に見えるなんて きっとその奥に ずっとずっと 研ぎ澄まされた洗練が あるんだね 仕事だから 厳しい顔でいるなんて違うって 言うんだね 仕事に厳しいからこそ 笑顔を見せるんだって 2017.1.28 ©️2017 him&any

違い 2

ああ でも 自分が気がつかないせいで 誰かが 傷ついていることも あるか それはもったいないなんて 言ってられないな 責めたり責められたり するな 気がつかないままでいることで 誰かが何かを背負うなら 気がつかないままでいることそのものが 誰かへの刃になってしまうね そんな刃を振りかざして 振りかざして 手触りのいいことばっかり 言っていてもさ ねえ 本当に気がつかないの? 本当に 気がつかないだけなの? 2017.1.27 him&any ©️2017 him&any

違い

立場が違えば 見えるものは違うし 感じることも違う 立場 以前に 別の個人と個人なんだから 見えるものは違うし 感じることも違う 他の人が見えないことも気づかないことも あるよ 自分だけが見えていない気づいていないことも あるよ それが争いのもとや 傷つくもとになってしまうのは もったいない と思う そんなところで 責めたり責められたりするなんて 悲しい と思う せっかくの違いを 機会にして チャンスにして 大切にして 争いじゃなく 共有して 補いあって 昇華できればいいのに 昇華してもっとよくなって いけばいいのに そうやってうまくいけばいいのに 2017.1.27 him&any ©️2017 him&any

もう少しだけ

もう その笑顔は 見られない もう その怒った声も 聞こえない あなたの姿は そのまま ただ ここに いてほしいのに もうすぐ いなくなってしまうんだね もう少しだけ もう少しだけ あなたなら なんて言うだろう こんなとき なんて言うだろう あなたのことを たくさん思い出してみる もうすぐ 朝日が差し込んで もう少しだけ もう少しだけ 2017.1.27 him&any ©️2017 him&any

ごめん

ごめん ごめんねって 取消しができればいいのに ごめんねって なかったことに できればいいのに 壁に残った傷あとだけが 鋭利な記憶で 責めるよ ごめん ごめんね いつかその傷は かえってくるから そのままにしておいて いつかその傷を 証のように かかげるのかな ごめん ごめんね とりかえしは つかないよね 謝ることさえ できないよね 2017.1.27 him&any ©️2017 him&any

遠くの僕ら

それは 世界中にあふれている 遠くの彼らは その悲しみを知らず 日々はただ 過ぎる そして 遠くの僕らも その悲しみを知らず 日々はただ 過ぎる 日々は 続く 心の中で 悼む 不謹慎とは 異なる場所で 悼み 祈る そして 進む 僕らも 彼らも 2017.1.27 him&any ©️2017 him&any

手にいれている

何も苦労をせず いろいろなものを手にいれようとしても うまくはいかないことが多い うまくいかないこと そのものが さらに 不満のタネになってしまう 何も苦労がないことは 多分幸せなんだろうと思う たぶん たぶんね でも苦労していること そのものが 何か 手にいれている そのものだったんだよ ってこともある 苦労の真ん中にいるときに そんなこと言われても 耳には入らないし 腹を立ててしまうこともある 自分でも けど そこをなんとか通り抜けたあとに ふと ああ そうだったのかなあ って思うこともある 2017.1.24  him&any ©️2017 him&any

冬でもくっきりと緑の

雲の少ない青空 冬でもくっきりと緑の 木の葉 あの木は 何という名前だろう 彩度の濃い青に 緑が映える 今日は人の少ない公園で ときおり強い風が 吹いている たくさんの 子どもたちの声がする 遠い日のあなたの姿を見る 遠い過去と 遠い未来 遠い日の 彼らの姿を見る あの歌が流行っていたのは いつのことだっただろう もう あやふやなほどの ときおり 強い風が吹いている 2017.1.23  him&any ©️2107 him&any

緊張と弛緩と中間

緊張と弛緩の中間にいたい 緩みすぎるとよくない 気がつくはずのことを見落としてしまう 気持ちが張りすぎてもよくない 不必要に研ぎ澄まされて 視界が 狭くなってしまう 気がはやると 先ばかりみてしまう 近くのものを 見落としてしまう 気が遅れると 先が見えなくなる 少し先を 予測しながら 動くことが できなくなる その中間にいたい 10の目盛りがあれば 4から6くらいに 頭の中で ボリュームバーをスライドするように 気持ちを調整していたい 何かを始めるときは 少し緊張 目盛り 6 そして ときどき弛緩 目盛り 3 そして ときどき緊張 目盛り 7 イメージの中 ボリュームバーをスライド できたらいい そして もしも今度 あなたに会うことが できたなら どのくらいの目盛りがいいのだろう どのくらいの目盛りでいられるだろう 2017.1.21 him&any ©️2017 him&any

さあ いよいよ

さあ いよいよ 合図がきこえる ゆっくり 舞台の中央へ 歩いていく 視線をあげ ひとつ 呼吸をする さあ いよいよか 応援はいらないよね 大丈夫 少し 手はふるえている かもしれない 少し 心はふるえている かもしれない 大丈夫 応援は 自分が 積み重ねた時間の中から あふれている もうひとつ 呼吸をする 大丈夫 ゆっくりと 指を開き さあ いよいよだ 2017.1.20 him&any ©️2017 him&any

あたたかい心

とてもあたたかい心があると知って あわてて ここにきたのですが もういなくなってしまったあとみたいなので 心のかたちのぽっかりとした空洞を しばらく見つめていました 心 のかたちの 空洞は まだ少しだけあたたかく とても柔らかくて こわれそう なので どうしよう と ぼんやりしてしまいました 何かが溶ける音がしたので 誰かの声が あと少しで太陽の風の季節ですね と言ったのだと知って そうか 太陽の風の季節なら 葉脈の光の上に 心のかたちの空洞をのせることができるよね と うなづきました なんでこんな簡単なこと 忘れていたのだろう と ほほえみながら 涙を ひとつぶ こぼしました 2017.1.19 him&any ©️2017 him&any

扉を

急に 色あせてしまう さっきまで きらきらと きらきらと輝いていたのに 急に つまらなくなってしまう あきらめて 立ちあがって 背中を向ける 扉を閉めて 振り返ってみる それでも 変わらない 変わらないな と ため息をこぼす 踵を引きずって歩く 雨を確かめるように 片手をひらく 踵で 小石を 蹴るしぐさをする ひらいた片手で 集める ため息を あつめる ポケットに つめこむ ふるえる心で 集める 扉を開けて もう少しだけ 2017.1.18 him&any ©️2017 him&any

もしかしたら

こんな寒い日に あの川沿いの道を歩くなんて もしかしたら それはもう もしかしたら そんな冷たい風で 黒い四角い箱を抱えていたなんて もしかしたら 心はもう もしかしたら その手はもう 2017.1.17 him&any ©️2017 him&any

そんな景色が見えるまで

走ることで 見える 景色がある 走っていると 見えない 景色もある 歩くと 止まると 深呼吸すると 見えるものが変わる 今の速度では 届かない場所があるなら 思いきって 走りださないといけない ときもある いろいろな景色を とりあえず あきらめて そして 走り抜けたあと 振りかえることで 初めて 見える 景色もある そんな景色が見えるまで そんな景色が見えるまで 2017.1.16 him&any ©️2017 him&any

1st

2017.1.15 him&any blog 1st day ブログ開始 新しいことを始めるのは どんなことであっても 楽しみでワクワクしていたい google+とか ブログの設定とか まだ よく分からない そう 新しいことを始めるのは どんなことであっても ドキドキしていたい 未知の世界への 期待と不安で 2017.1.15 him&any ©️2017 him&any