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TuneCore Japan で 「LinkCore」 というサービスが始まった


「TuneCore Japan」 で 「LinkCore」 というサービスが始まった。

「LinkCore」とは
TuneCore Japanから配信しているリリースについて
すべての配信先をひとまとめにリンクしたサービス、ということだ。

これは確かにとても便利だ。
これまでは個々の配信先のリンクをツイッターに載せたりしていたが

この「LinkCore」を使うと
いちどにすべての配信先を紹介することができる。

このサービスの何がすごいかというと
「こういう機能があったらいいのになあ、と明確には
意識していなかったものの、無意識に何となく求めていたものを
サービスとして具現化したところ」
だと思う。

実際、このサービスがなくても、TuneCoreの中の
アーティストページのURLを貼っておけば、
そこから、各配信楽曲の配信先のサイトのロゴをクリックすることで
配信先に飛ぶことはできた。

しかしながら、「LinkCore」という「サービス」として
機能させることで、「聴いてもらうための作業」の中の
ワンステップの簡略化に成功していると思う。

配信する側としては「シェアする」のボタンひとつでシェアができる。
宣伝が楽になる。これは確かに簡略化だろうと思う。

聴く側としては、シェアされた画面の中から自分が利用している
音楽サービスを選択することで聴くことができる。
これもナイスアイデアだと思う。

とはいえ、
「LinkCore」と「アーティストページのURL貼り付け」では
聴く側の作業回数自体は実は変わっておらず、
「アドレスをクリック」→「音楽サービスへのリンクをクリック」
という2回の作業が必要になる。

(あれ?簡略化してないじゃない?)

(と、今、思ったので、もう少し理屈を述べることにする。)


「アドレスをクリック」した際に目にする画面で
「ああ、このリンクをクリックすれば聴けるんだな」
という理解という点で「LinkCore」のほうが直感的に分かりやすい。

しかも「シェアする」ボタンも見えやすいので
聴いた人が気に入ったら、さらにそれをすぐにシェアしやすい。

この「分かりやすさ」が
「聴いてもらうための作業のワンステップを簡略化した」と
感じた理由です。

聴いてもらうためのハードルは低いほうが聴いてもらいやすい。

ハードルをどんどん下げて、逆に地面よりも低い位置に
落とし穴のようになったのがいわゆるCMなのだろうか、とも思った。
聴くつもりがなくても、気が付いたら聴いている状態だ。

人によっては
落とし穴にはまったようで不快に感じる人もいるかもしれない。

逆にハードルが高ければ高いほど良いという場合もある。
CDの全盛期はたぶんそれだと思う。

以前は「聴いてみたい」と思ってもYoutubeやSpotifyなどもなかったので
なかなか聴くことはできなかった。
ラジオで流れるのを待つか、音楽番組を待つか。
それで、もの足りなければ買うしかなかった。
だからCDを買った。
今は「聴いてみたい」と思ったらすぐに聴くことができる。
覚えて歌えるようになるくらいまで聴くことができる。
なので「聴いてみたい」という理由でCDを買うことはない。

(話が逸れた。)

曲を宣伝するにはハードルは低ければ低いほど良いけれど
あまりに低すぎてもよくないのだろう。

この「LinkCore」というサービスであれば、宣伝作業はしやすいが
聴くかどうかは、宣伝をされた側の選択にゆだねられている。

さらにそれを拡散するかどうかもゆだねられている。
なのでたぶんあまり不快さはないだろうと思う。

何はともあれ
そのようなサービスをつくったTuneCore Japanはすごいと思う。

「何となく求めているものを具現化して実用化する。」

これはあらゆるサービス・製品開発・企画において必要なことだと思う。
それをさらっとやってのけるTuneCore Japanはすごいと思う。

2018.7.2 him&any

©2018 him&any


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