手を伸ばすたびに
また
悲しみの水面に触れる
それを集めて
暗い土の下の
冷たい種子に
重ねていく
服を着せるように
重ねていく
誰も知らない場所で
誰も知らない涙を
透明な涙を
重ねて
温めて
いつかそれは
光に
芽を伸ばすだろうか
花を
咲かせるだろうか
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
これはついさきほど、つくった詩です。
ついさきほど、というのは2017年3月22日18時30分頃です。
ブログは、ある時期から、予約投稿で更新していますので、
通常は、書いた日と、投稿公開される日は時間差があります。
ただ、今回、この詩をふと書きながら、
なんで「悲しみの水面(みなも)に触れる」んだろうと
思っていました。
「悲しみの欠片」とか「悲しみの棘」とか
「悲しみの風」とか
いろいろと選択肢はあるはずなのに最初から
「悲しみの水面」が浮かんで、そのまましっくりきたので
そのままにしました。
で、なぜそれを今日はリアルタイムで投稿しているのかというと
上馬キリスト教会という教会のツイッターを見たら
「3月22日は水の日」とあったので
こんな偶然もあるのだな
と思ったのです。
なるほど、だから、水面なのか、と。
何となく、何かと何かがリンクした気がしたので
今日はそのままリアルタイムで投稿公開としています。
それが偶然というものだと思います。
「水の日」というのは、上馬キリスト教会さんのツイートで
始めて知ったはずです。
でも、もしかしたらどこかで聞いていて
水というキーワードが
潜在意識の中に隠れていたのだとたら。
それは、偶然を生み出す必然かもしれませんね。
まあ。そういう可能性も否定はできないけれど。
2017.3.22 him&any
©2017 him&any
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